2025年6月の記事一覧
予告なしの避難訓練実施
6月19日(木)の中休みに予告なしの避難訓練(地震)を実施しました。
6月16日(月)朝の時間に各教室で「休み時間に地震が発生した場合の基本的行動及び避難のしかた」について学習しました。教室や廊下、体育館、昇降口、グラウンド、友情の山、それぞれの場所で地震が発生した場合に、第一次行動として「危険なものから離れ、頭部を守る」ことが、実際にできるかどうか。訓練に真剣に取り組めるかどうか。
写真は体育館で遊んでいた子どもたちが、中央に集まって頭を覆い、「(訓練)揺れが収まりました」という放送を待っている様子です。各教室や廊下でもパニックを起こすことなく、皆、冷静に行動でき、先日の防災学習がしっかり生かされていたようで、安心しました。
校外においても、例えば登下校中や家屋の中、公園にいる時など様々な状況で地震が発生することも考えられます。その時どのような行動をとればよいのか、日頃から真剣に訓練を積むことが、とっさの適切な判断につながっていきます。
3年生の案山子(かかし)現る
3年生は、総合的な学習の時間、「大豆大好きニョッキッキープロジェクト」として5月から大豆を育てています。先日の梅雨の晴れ間、3年生は体育館前の畑に集合。まず、畑一面に広がった雑草を抜き、ひょろっと伸びた大豆の苗を丁寧に植え付けました。植え付けが終わるといよいよ3体の案山子が登場。「鳥たちから大豆を守りたい!」と声が上がり皆で作成したものです。骨組みは地域の方が青竹を組み合わせて作ってくださいました。フリースの下にはTシャツを着ているなど、今時のおしゃれな案山子もあります。
さらに「まめのちゃん」というイメージキャラクターも考えるなど、子どもたちの豊かな発想があちらこちらで花開いています。これから育て上げ、収穫された大豆は「豆腐づくり」へつなげていく予定です。
6年生の梅干しづくり
梅雨の晴れ間となった6月12日、地域の「梅干し名人」をお招きして6年生恒例の梅干しづくりがスタートしました。まず、今日は敷地内の「友情の山」で、黄色く色づいた梅の実を収穫。棒でつつかれたり、枝を揺すられたりして次から次へと落ちてくる大粒の実を大きく広げたシートでキャッチ。6年生は皆、汗だくになり、蚊に刺されながらも梅の実に気持ちを集中して大奮闘でした。
そして、カゴに詰められた梅を一輪車で校舎内に運び込み、保健室の体重計を使って計量。その重さなんと125.9kg。傍らでは早速、必要な塩の量を計算する名人の姿がありました。名人によると今年は今までにないほどの「大豊作」とのこと。6年生はこれからじっくり時間をかけて、梅干しづくりに挑戦していきます。
今も校内に甘い梅の香りが漂っています。
友情の山での「梅もぎ」
6月1日(日)は、学校敷地内にある友情の山にて毎年恒例の「梅もぎ」が行われました。
地域の方々が主体となって、小さな子から高齢者まで様々な世代が集合。青々と茂る葉の間に顔を出す数えきれないほどの青梅に手を伸ばしたり、長い竿でつついたり、自ら枝に乗ってわっさわっさと揺すったりするなどして、皆、収穫に専念した1時間半。あちらこちらで笑い声がこだまする平和で穏やかな時が流れていました。
その後、数名の方が残り、友情の山のふもとにある「友情の池」を整備してくださいました。池の周りに伸びきった草を刈り、池に入って底にたまった砂利や泥をすくったりとたいへんな作業をありがとうございました。
5年生の野外活動
5月30日(金)、前夜から降り続く雨の中、5年生は足柄ふれあいの村へ出かけました。
入村式後の野外炊事では「野菜カレー」に挑戦。火おこしや野菜を切る係分担をしていましたが、自分の手が空くと率先して友だちを手伝うなど、楽しみながらもしっかり協力する姿が見られました。鍋に野菜を入れてからもその集中力は持続していました。
肉が入っていないカレーでしたが、「もはや、肉は不要!」「人参が人参としての味を出している!」「ナス嫌いだったのに、なんで美味しいの?!」など、感動の声が響いていました。“貴重な”お米を残さぬようにと米櫃を空にするグループもありました。
野外炊事を終える頃には雨は上がり、「木ウォークラリー」を実施することができました。施設内の木を夢中で探す子どもたちでした。
最後のプログラム「キャンドルファイヤー」は、教頭が「火の神」としてデビューし、友情の火、協力の火、最強の火、食の火をそれぞれ4人の「火の子」に与える点火儀式により始まりました。担任がMCとなり、劇やダンスそれぞれの持ち味を生かした出し物が展開されました。クラスの人数の関係で、観客の方が少人数になってしまうこともありましたが、演じる人も観る人も、その瞬間その瞬間を大いに楽しんでいました。
準備してきた日々から当日に至るまで、目標としてきた「進んで自分の役割を果たす」「お互いを思いやり、協力して集団生活をする」それぞれの力が大いに発揮され、これからの学校生活の充実につながる大きな学びを得られた一日となったようです。