校長あいさつ にょっき

 令和4年度より二宮町立一色小学校の校長となりました、中西美保です。

 一色小学校は、1965年(昭和40年)に二宮町で2番目の小学校として開校し、令和6年度には、創立60周年となります。周囲をなだらかな丘陵地に広がる住宅地に囲まれ、学校の敷地内には、子どもたちはもちろん、地域の方々からも愛されている「友情の山」と「友情の池」があります。豊かな自然に恵まれた環境の中、167名の個性豊かな子どもたちが、日々、教室や校庭で伸び伸びと過ごしています。

 多様性に富んだこれからの社会で生きていくためには、自分とは違う、多くの人たちと触れ合う経験がとても大切になります。一色小学校は、全学年が単級の小さな学校ですが、子どもたちと教職員だけでなく、保護者も地域の方々もみんなで関わり、一人ひとりを大切に、温かく見守る風土があります。少ない人数でお互いのことを深く知り合えるからこそ、自分の個性も周りの人の個性も大切にして、認め合える、温かい学校をつくっていきたいと思います。子どもたちがこれから成長していく上で、一色小学校で過ごす6年間が、国語や算数などの学習だけでなく、自然やいろいろな人と触れ合いながら、感性を磨く貴重な学びの場となることを願っています。

 本校はコミュニティ・スクールとなって5年目を迎えます。学校運営協議会(一色笑(スマイル)ネット)における熟議・協働のもと、学校と地域が車の両輪となって、同じ方向を向いて、わくわく楽しみながら進んでいます。児童にとっては「行きたくなる学校」、保護者にとっては「行かせたくなる学校」、教職員にとっては「やりがいのある学校」、そして地域の方々にとっては「関わりたくなる学校」をめざして、みんなの笑顔と「わくわく」があふれる学校にしたいと思います。子どもたちの輝く未来のために、学校と保護者、地域が手を携えて、ともに進んでまいりたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。

令和4年4月 二宮町立一色小学校長 中西美保