学校ブログ

 3年生は、総合的な学習の時間、「大豆大好きニョッキッキープロジェクト」として5月から大豆を育てています。先日の梅雨の晴れ間、3年生は体育館前の畑に集合。まず、畑一面に広がった雑草を抜き、ひょろっと伸びた大豆の苗を丁寧に植え付けました。植え付けが終わるといよいよ3体の案山子が登場。「鳥たちから大豆を守りたい!」と声が上がり皆で作成したものです。骨組みは地域の方が青竹を組み合わせて作ってくださいました。フリースの下にはTシャツを着ているなど、今時のおしゃれな案山子もあります。

さらに「まめのちゃん」というイメージキャラクターも考えるなど、子どもたちの豊かな発想があちらこちらで花開いています。これから育て上げ、収穫された大豆は「豆腐づくり」へつなげていく予定です。

 梅雨の晴れ間となった6月12日、地域の「梅干し名人」をお招きして6年生恒例の梅干しづくりがスタートしました。まず、今日は敷地内の「友情の山」で、黄色く色づいた梅の実を収穫。棒でつつかれたり、枝を揺すられたりして次から次へと落ちてくる大粒の実を大きく広げたシートでキャッチ。6年生は皆、汗だくになり、蚊に刺されながらも梅の実に気持ちを集中して大奮闘でした。

 そして、カゴに詰められた梅を一輪車で校舎内に運び込み、保健室の体重計を使って計量。その重さなんと125.9kg。傍らでは早速、必要な塩の量を計算する名人の姿がありました。名人によると今年は今までにないほどの「大豊作」とのこと。6年生はこれからじっくり時間をかけて、梅干しづくりに挑戦していきます。

 今も校内に甘い梅の香りが漂っています。

 

 

 6月1日(日)は、学校敷地内にある友情の山にて毎年恒例の「梅もぎ」が行われました。

地域の方々が主体となって、小さな子から高齢者まで様々な世代が集合。青々と茂る葉の間に顔を出す数えきれないほどの青梅に手を伸ばしたり、長い竿でつついたり、自ら枝に乗ってわっさわっさと揺すったりするなどして、皆、収穫に専念した1時間半。あちらこちらで笑い声がこだまする平和で穏やかな時が流れていました。

その後、数名の方が残り、友情の山のふもとにある「友情の池」を整備してくださいました。池の周りに伸びきった草を刈り、池に入って底にたまった砂利や泥をすくったりとたいへんな作業をありがとうございました。

  5月30日(金)、前夜から降り続く雨の中、5年生は足柄ふれあいの村へ出かけました。 

入村式後の野外炊事では「野菜カレー」に挑戦。火おこしや野菜を切る係分担をしていましたが、自分の手が空くと率先して友だちを手伝うなど、楽しみながらもしっかり協力する姿が見られました。鍋に野菜を入れてからもその集中力は持続していました。

肉が入っていないカレーでしたが、「もはや、肉は不要!」「人参が人参としての味を出している!」「ナス嫌いだったのに、なんで美味しいの?!」など、感動の声が響いていました。“貴重な”お米を残さぬようにと米櫃を空にするグループもありました。

 野外炊事を終える頃には雨は上がり、「木ウォークラリー」を実施することができました。施設内の木を夢中で探す子どもたちでした。

 最後のプログラム「キャンドルファイヤー」は、教頭が「火の神」としてデビューし、友情の火、協力の火、最強の火、食の火をそれぞれ4人の「火の子」に与える点火儀式により始まりました。担任がMCとなり、劇やダンスそれぞれの持ち味を生かした出し物が展開されました。クラスの人数の関係で、観客の方が少人数になってしまうこともありましたが、演じる人も観る人も、その瞬間その瞬間を大いに楽しんでいました。

準備してきた日々から当日に至るまで、目標としてきた「進んで自分の役割を果たす」「お互いを思いやり、協力して集団生活をする」それぞれの力が大いに発揮され、これからの学校生活の充実につながる大きな学びを得られた一日となったようです。

 

 

5月29日(木)4年生は遠足で宮ケ瀬ダム、そして神奈川県総合防災センターへ出かけました。

宮ケ瀬ダムの「水とエネルギー館」では、水道水が家庭に届くまでの「水の旅」をドローンやタイムアタックゲームで体験したり、風力発電を体感したりと、ゲーム感覚で水とエネルギーについて楽しく学ぶことができました。午前11時からの定期観光放流は、水しぶきを浴びながら30㎥/sの迫力に皆、大騒ぎ。

私たちの暮らしに不可欠な水を確保するために重要な役割を果たしているダム。これからは、水道水に触れたとき、遠くの水源から手元に至るまでの長い長い道のりに思いを馳せることができるでしょう。

厚木市の神奈川県総合防災センターでは、地震、強風、消火、煙体験を通して、防災についての基礎知識を学びました。

 

 

 5月27日(火)二宮町防災安全課、大磯警察署、大磯地区交通安全協会の方々による「交通安全教室」が全校児童を対象に開催されました。歩行ルール、道路の正しい横断、自転車の点検や正しい乗り方等々、事故に遭わないため、自分の大切な命を守るための学びの時間となりました。

 

 6年生35名は、5月22日(木)から1泊2日で栃木県日光方面へ修学旅行へ出かけました。雨には一度も降られることなく、強い日差しに照らされることもなく、心地よい5月の風に吹かれて2日間過ごすことができました。片道4時間のバスでの移動でしたが、車酔いや体調不良に苦しんだり大きな怪我をしたりする子も出なかったことは、たいへんありがたいことでした。

<1日目>足尾銅山→中禅寺湖→華厳の滝→湯滝→あんよの湯(足湯)

<2日目>日光山輪王寺・東照宮→栃木県立博物館

 1日目の足尾銅山では、トロッコに乗り、薄暗く湿った坑道を歩きました。江戸時代から約400年間にわたり掘り開かれた坑道の総延長はなんと約1,234㎞。それは東京から博多の距離になるという説明には皆、びっくり。江戸時代の手彫りの様子から機械化されるまでの変遷、発掘された鉱石・製錬所の様子などを坑内の展示や資料館で学びました。

 その後は清々しい青空のもと、美しい中禅寺湖畔で、持参したお弁当に舌鼓。遊覧船に乗った人たちと手を振り合い、元気よく挨拶を交わす場面もありました。そして華厳の滝、湯滝を巡り、宿に到着。無事に1日目を終えました。奥日光にある宿の近くでは、猿の群れも見かけ、鹿が草を食んでいました。小川が静かな音を立てながら流れ、ひんやりした空気を感じて遠くの山を見やると、まだ白い雪が残っていました。

 2日目は、まず日光東照宮へ。長い歴史を感じるその威風堂々とした造りに圧倒されながら、陽明門、三猿、眠り猫等についてガイドさんによる説明を熱心に聞き、班別に家康の墓所や鳴き龍などを訪れました。そして行程の最後となった栃木県立博物館では、栃木県の歴史や自然についての学びを深めることができ、たいへん有意義な時間となりました。

 

  

 毎日2時間目終了後の中休みになると、雨天でない限り、多くの子どもたちがグラウンドへ駆け抜けていきます。

近頃はその途中にあるサクラの木に集まり、‘サクランボ狩り’を楽しむ様子が見られます。

「柵に乗ったら危ないよ。」とお互い注意し合ったり、小さな子にサクランボを取ってあげたりと、ワイワイ楽しく過ごしています。

4月には薄桃色のサクラの花びらが舞う中で子どもたちは元気よくはしゃぎまわり、今度はその赤々とした実を自分たちの手でつかみ取って味わう。季節の移り変わりを幸せな気分で感じています。

(6月になると敷地内にある「友情の山」の‘梅もぎ’も計画されており、今から楽しみです。)

 5月8日、2年生生活科の授業。学校給食センター(本校在籍)の栄養技師によるグリンピースのさやむき体験学習が行われました。

家庭科室では各班になり、さやつきグリンピースを班員で分けるところから始まりました。一人ずつほぼ均等になる分け方はどのようにしたらよいかと、各班で工夫していました。そして真剣な表情でさやをむいていきます。

「‘パキッ’という音が聞こえたよ!」

「9個も入ってる!」

「豆が四角い!」

すべてのさやをむき終えた後、「豆と‘さや’とどちらが重いかな?」という栄養技師の問いかけには、各班ではかりに何とか‘さや’を積み上げようと大騒ぎ。さやが崩れ落ちるたびにキャッキャッと大笑い。

また、皿ごと測った豆については「お皿の重さを引かないとだめだよ」など自分たちで気づいて、引き算していたのには感心、感心。

クラス全体で2袋に分けられた豆の重さの計算、1,100g+1,060g=2,160gなど、4ケタの足し算もなんのその。

5月の旬の野菜に触れ、じっくり見て、さやを折った時の音や香りを楽しむことができた笑顔あふれる2時間でした。

4kgのさやつきグリンピースは2kg余りの豆となり、本日5月9日の給食「肉じゃが」で再登場。

給食の時間に、2年生がさやむきをしている様子がスライドで流され、全校児童で「(本校限定)特別なグリンピース入り肉じゃが」をいただきました。

     

 3年生は理科の時間、タンポポやチューリップなどの春の花が咲きほこる中庭に出て、植物の観察をしました。

観察する植物を決めて、ワークシートに鉛筆で慎重に下描きをしてから色鉛筆で色をつけ、「見つけた場所」「大きさ」「形」「色」なども書き込んでいきます。

「ハ・ル・ジョ・オ・ン!」「ハルジョオン!」と声に出して、花の名前の音を楽しんでいる子。

一言も発することなく、花に顔を近づけてじっと観察する子。

「タンポポの綿毛がうまく描けたよ!」と見せてくれる子。

辺り一面、優しく心地よい春風が吹く中で、目の前の植物とじっくり向き合い、そのつくりや特徴をとらえようと皆、集中して取り組んでいました。

                            

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