3/19(金) 卒業式でした

いわゆる「儀式的行事」ではありますが、卒業生を主役にした一色小学校第57回目の卒業式を19日に行いました。

当日は、「前日よりも10度以上低い気温」「100%雨」の天気予報の中、体育館の天井を激しく叩く雨音にはどうにか遮られることなく、厳かな雰囲気の中で、卒業生を送り出すことができました。30名の卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。また、保護者の皆様も、ここまで楽しくもあり大変でもあった子育てが、ここで大きな一区切りですね。本当におめでとうございます。

一番右と右から2番めの写真に写っている飾りは、実は地域の高齢者施設の方々にご協力いただいたものが含まれています。これまでは、「指先の訓練」などのために折っていた折り紙などが、今回は一色小学校の卒業式会場等で卒業生をお祝いする装飾品になったわけです。「自分の訓練のため」と「誰かを喜ばせるため」とでは、人によっては明らかにモチベーションが変わってくるでしょうね。しかも、作っている最中に、「私の卒業式ではね・・・」などと思い出に花を咲かせながら作業したら、それはもう訓練ではなく、癒やしの場でしかありません。3日前のお昼ごはんのメニューはすぐに思い出せませんが、自分の小学校の卒業式のことはすぐに思い出して、熱く語れます(笑)。

このコラボが生まれたのは、コミュニティ・スクールの牽引役である地域学校協働活動推進員の活躍のおかげなのです。この役職は、人と人、活動と活動などをマッチングすることが最大のお仕事です。今回は3打席連続ホームラン級のマッチングだと思います。関係者の皆様に心から感謝申し上げます。

子どもたち、保護者の方々、地域の皆さん、そして学校職員・学校運営協議会委員、二宮町。みんなの力でこの素晴らしい卒業式が出来上がっていたのです。めでたし、めでたし。 

おしまい