消防署の特殊車両、「救助工作車」と綱引きをしました! で、勝っちゃいました!

24日(水)2校時は、火災想定の避難訓練でした。子どもたちは放送や先生の指示をよく聞き、静かに安全に、素早く避難行動できました。百点満点だったと思います。

「校長先生の話」では、次のような話をしました。

①火元から離れる ②煙を吸わない

具体的な行動例を上げて、自分の命を守る行動がとれるようになって欲しいと伝えました。

 

続けて、この日は二宮町消防本部の方々のご協力の下、5年生が防災学習を行いました。

隊長の号令で一瞬にして整列したり敬礼したりする署員の方々を見た5年生は、「すごっ」とか言って驚いていました。

 

まずは、消防署の特殊車両の一つ、「救助工作車」について勉強しました。災害や事故の現場で活躍できるよう、様々な機能や装備を搭載していて、重さはなんと約10tあるそうです。見せていただいたのは油圧カッターと油圧スプレッダーです。どちらも重さが15〜20kgくらいありそうで、持ち歩くだけでも大変なのに、これを持ち上げて鉄の棒や金属板を破壊するなどして救助活動をすると聞いて、5年生は驚いていました。安全に気をつけながら実際に持たせてもらうと、その重さに「やばっ・・」と反応していました。

次は、救助工作車の重さ10tは大したことあるのかないのか、車両前部についているウインチにロープをくくり付けて綱引きです。32人を3つのグループに分けて行いました。署員の方に助けてもらったグループもあれば、自分たちだけで綱引きに勝ったグループもありました。それにしても10tは手強かったです。

あとは、水消火器を使った消火訓練と、防災知識を学ぶクイズラリーなどをしました。終わったあとで予防課の方とお話をしましたが、これですぐに小学生が火災現場で消化器が使えるようになるわけではないけれど、消化器を探して持ってくる子が育ったり、いざという時には消化器を使っていいんだと思えるようになることが大切なのだとのことでした。

二宮町消防本部の方々、ご協力ありがとうございました。