6年生、修学旅行へ。
6年生35名は、5月22日(木)から1泊2日で栃木県日光方面へ修学旅行へ出かけました。雨には一度も降られることなく、強い日差しに照らされることもなく、心地よい5月の風に吹かれて2日間過ごすことができました。片道4時間のバスでの移動でしたが、車酔いや体調不良に苦しんだり大きな怪我をしたりする子も出なかったことは、たいへんありがたいことでした。
<1日目>足尾銅山→中禅寺湖→華厳の滝→湯滝→あんよの湯(足湯)
<2日目>日光山輪王寺・東照宮→栃木県立博物館
1日目の足尾銅山では、トロッコに乗り、薄暗く湿った坑道を歩きました。江戸時代から約400年間にわたり掘り開かれた坑道の総延長はなんと約1,234㎞。それは東京から博多の距離になるという説明には皆、びっくり。江戸時代の手彫りの様子から機械化されるまでの変遷、発掘された鉱石・製錬所の様子などを坑内の展示や資料館で学びました。
その後は清々しい青空のもと、美しい中禅寺湖畔で、持参したお弁当に舌鼓。遊覧船に乗った人たちと手を振り合い、元気よく挨拶を交わす場面もありました。そして華厳の滝、湯滝を巡り、宿に到着。無事に1日目を終えました。奥日光にある宿の近くでは、猿の群れも見かけ、鹿が草を食んでいました。小川が静かな音を立てながら流れ、ひんやりした空気を感じて遠くの山を見やると、まだ白い雪が残っていました。
2日目は、まず日光東照宮へ。長い歴史を感じるその威風堂々とした造りに圧倒されながら、陽明門、三猿、眠り猫等についてガイドさんによる説明を熱心に聞き、班別に家康の墓所や鳴き龍などを訪れました。そして行程の最後となった栃木県立博物館では、栃木県の歴史や自然についての学びを深めることができ、たいへん有意義な時間となりました。