12月11日(土)二宮町PTA連絡協議会の5校合同企画「虹色なこどもたち」 講演会が開催されました。

12月11日(土)二宮町PTA連絡協議会の5校合同企画「虹色なこどもたち」講演会が開催されました。
その時挙げられた質問に対する答えを星山先生に頂いたので共有いたします。
PTA会員の方向けの動画配信もありますので(期間限定で1月10日まで)、是非ご覧ください。

 

 

① ノーマルタイプの子どもたちへの対応の仕方はどうするのかなと思いました。

→ノーマルというのは、認知の発達に限定したときの表現なのですが、非認知の発達などを合わせると、いわゆるノーマルの子どもは、あまりいないというのが私の考え方です。
つまり人間は誰しもが平均的なノーマルではない要素があるのが、あたりまえだという考え方です。また多数派というワードに置き換えてみますと、多数派であるときこそ、少数派の気持や立場の置き換えをしてみることが大切な教育ということになります。

 

 

②例えばじっとしているのが辛い子と、周りの音や動きが気になって集中できない子など、兄弟やクラスメイトで特性の相性が合わない子の対応をどうすれば良いか知りたいです。
→一人ひとり違うという理解が必要になると思います。自分の特性が理解できるようになると相手のことも理解できるようになります。苦手な部分を刺激しあうのではなく、お互いに避けたり、サポートすることで、逃がしあう、得意なところで相手の苦手をカバーできるように双方に対する理解教育が大切になります。通常学級での自己理解プログラムや家族のスマイルプログラムが大切なのは、このような理由からです。