地層見学
投稿: 校長 (12/09)
「60万年前、ここは海の底。」
12月8日、6年生は理科の授業で学校から徒歩20分ほどかけて地層(二宮層)の見学に出かけました。
まず、地層や岩石などを観察できる崖(露頭)を観察し、堆積岩の特徴を捉えます。次に隣接する薄暗い穴の中に入ると、辺り一面「貝化石」がびっしりと埋まっている様子に一斉に驚きの声が上がりました。「これはツノガイ?」「イタヤガイだ!」「あれはマキガイかも?」など手元の資料に示された貝を探し当てると大喜び。貝の状態からこの場所が貝塚ではない根拠を皆で考え、何十万年も前、この辺りは海底であったことをそれぞれ思い描きます。
「大地のつくりと変化」について教室で学んだことを基盤にしつつ、写真や映像で見てきたモノを実際に目で見て手に触れ匂いを感じ、耳を澄まして悠久の時の流れに思いを巡らせる貴重な時間を過ごしました。