9月1日(火)朝会 「校長先生の話」

 天気予報を見て、多少は涼しくなると予測して、皆で体育館に集まって朝会を行いました。

 当日、体育館に全員が集まった時の様子ですが、互いの間隔・マスク着用・換気などはもう当たり前の生活様式になってきました。

 初めに、二宮町で新たに3人の新型コロナウィルス感染症の感染者が出たことはもう、ニュースで知っている人もいると思います。もう特別な病気ではなく、いつでもだれでも感染する可能性があります。だから、もしもこの一色小学校のだれかが感染したらしいことが分かっても、

誰が感染したのか探そうとしない

「あなたのせいで行事ができなくなってしまった」など、その人に対して「悪いことをした」ような言い方をしない。

そのような話をしました。

 次に、防災の日にちなんで以下のような話をしました。

百年ほど前の関東大震災では、地震発生に伴う火災で多くの人が命を落としてしまいました。この経験から、私たちは地震が起きたらすぐに火を消すことを学びました。

25年前の阪神・淡路大震災では、多くの人が横から飛んできたタンスや食器棚などの家具に挟まれたり、落ちてきた天井や崩れた建物に押しつぶされたりして命を落としてしまいました。この経験から私たちは、地震が起きたらすぐに「モノが落ちてこない・移動してこない」場所を見つけて避難することを学びました。

2011年の東日本大震災では、多くの人が津波の被害で命を落としてしまいました。この経験から私たちは、地震が起きた時に海や川の近くにいたら、すぐに高いところへ逃げることを学びました。ただし、土手や崖の近くはダメです。

この3つの学びを生かして、自分の命や大切な人・周りの人の命を守ってください。

そんな話でした。